入院の流れと必要なもの
入院手続きに際して
入院前の外来診察
- 患者さんは、まず外来診察を受けていただきます。その上で医師が入院治療の必要性を含む治療方針をたてます。
- 紹介患者さんも、緊急の場合以外は診療情報提供書をもとに主治医を決定し、医師の指定する日に外来診療を受けていただきます。受診日は当院より患者さんに、日時が決まり次第ご連絡いたします。
- 入院が決定した場合でも、ベッド状況により待機していただくことがあります。入院までの期間は、外来通院で対応いたします。
同意書への署名
- 入院時には、より良い治療環境を提供するために、主治医より入院に関するルールを説明し、同意書に署名していただきます。
オリエンテーション
- 入院治療に専念していただけるよう、病棟の看護師によりオリエンテーションで、入院される病棟での過ごし方・面会時間・その他のルールなどを説明いたします。
入院時に必要なもの
病棟によりご用意いただく物品が異なる場合がありますので、各病棟スタッフにお尋ねください。
入院手続き関連
- 入院申し込み書・誓約書
- 金銭管理費約定書
- 印鑑(保護者)
- 保険証
入院生活携帯品
- 衣類(普段着4〜5枚、パジャマなど1〜2枚、下着4〜5枚、タオル3〜4枚
- 日用品(洗面具一式、浴具一式、洗面器、プラスチックのコップ、電気カミソリ、ティッシュペーパー)
- スリッパ
- 現在服用中のお薬
手続き上の注意
- 入院申し込み書を持ち帰られる場合は入院日を含めて3日以内にご提出ください。
- 保険証・後期高齢者医療被保険者証・減額認定証などは入院時と毎月初めに内容確認をさせていただきます。
- 途中で保険証が変わるときは速やかに総合受付までお知らせください。
- 各文書(診断書等・有料)が必要な方は、作成に1〜2週間を要しますのでお早めにお申し出ください。
入院生活での注意
- ご高齢の方は滑らない介護シューズや運動靴のご利用をお願いしています。
- 現在服用中のお薬すべてをご持参ください。「お薬手帳」「薬の説明書」などもご持参ください。
- ご高齢の方は上記より多めに衣類の準備をお願いします。
- 物品の管理が難しい方は、氏名のご記入をお願いします。
退院の手続きをしていただく場合がある注意事項
- 窃盗・脅迫・暴力行為などの反社会的行為は違法です。これに類する行為が発見されたときは警察へ通報し、退院の手続きをしていただく場合があります。
- 医療安全確保の観点から入院中の無断外出・外泊、迷惑行為、飲酒、セクシャルハラスメントその他入院治療上不適切と思われる行為を禁止します。(異性間・患者間トラブル、通信販売利用トラブルなど)違反行為に対して退院の手続きをしていただく場合があります。
入院費について
医療費は診療報酬という国で定められたルールに則って算定されており、患者さんに行った治療内容によって金額が変わります。その為、入院費も患者さんそれぞれで違ってきます。
以下は当院に入院した場合の1か月の大まかな入院費の概算です。あくまで概算ですので、治療内容等によっては異なる場合がございますので、ご了承ください。また、下記にある「限度額適用認定証」のご利用をお勧めいたします。尚、ご
利用されない方は下表右段にあります金額をお支払い後に還付を受けることになります。詳しくは当院窓口にてお尋ねください。
限度額適用認定証利用時 | 制度利用なし(通常の場合) | |
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70歳未満の方(3割負担) | 49,800円~276,000円 | 123,000円~354,000円 |
75歳未満の方(2割負担) | 24,000円~39,000円 (非課税世帯のみ利用可) |
67,000円~112,000円 (一般課税世帯) |
75歳以上の方(1割負担) | 24,000円~39,000円 (非課税世帯のみ利用可) |
67,000円~112,000円 (一般課税世帯) |
- ※上記金額には食事代は含まれておりますが、保険診療外(自費)分は含まれておりません
- ※保険診療外(自費)分とは、例えばおむつ代や差額ベッド代(個室料)等があります。
- ※上記はあくまで目安となります。詳しくは当院窓口にてお尋ねください。